安倍元首相の暗殺

8月になり暑い日々が続いています。
夜も寝不足が続いたりして、 体調不良になる人も結構いらっしゃるのではないかと 思います。

実は私も食欲が最近なくなって来ました。妻に言って食べる量を減らして貰っています。
早く涼しい季節が来ればいいなと思っています。

さて、前回院長ブログを書いた翌日に安倍元首相が 暗殺されるというショッキングなニュースが入って来ました。

それ以降ずーっとこの事件のことが尾を引いてなんだか 元気が出ません。
考えれば以前もこれに近い気持ちになったことがあります。
ジョンレノンの暗殺の時です。 あの時もずっとブルーな気分が続きました。
結局、暗殺という理不尽な事は多くの人に精神的ショックを与え、人の心を深く傷つけるんだなと思います。


ただでさえウクライナでの虐殺を耳にする昨今、これでもか という感じで人を落ち込ませます。

私は少し前の5月の連休のころ文春文庫『血盟団事件』(中島岳志著)を 読んでいたので、より身に染みました。
昭和7年の血盟団事件では井上準之助と團琢磨が暗殺されましたが、 驚くべきことに、團琢磨を殺した犯人の菱沼五郎は 昭和15年には早くも出所して、昭和33年には 茨木県議会選挙で当選して以降議員を長く勤め、名誉職の 県議会議長にまでなって平成2年78才で亡くなっています。

團琢磨の孫の團伊玖磨(作曲家)はどんな気持ちだったんでしょうか?