9月になれば

やっと9月になりました。
8月があまりに暑かったのでオフコースの歌ではないですが、
早く9月になればと思っていました。

今日(9月2日)は雨でもあり、少し肌寒いくらいですが、
逆に私はこのくらいで気持ちいいです。

ずっと冷房を使わなくてよい状態になりたいと思っていました。
というのも、診療室内は冷房が利いていて、時には寒い程です。
1日中この状態なので、冷房病になって、鼻水や咳が出る始末です。

ところで、アメリカなんかでは室内はもっと寒いようです。
よく日本に来ているアメリカ人が11月ころに半袖で歩いているのを見る
ことがありますが、彼らはどうも体温が平均的に高いようなのです。

さて、私は夏になると夏らしい小説を1冊読むことに
しているのですが、今年は『ハックルベリーフィンの冒険』を読みました。

昨年の秋に刊行された柴田元幸さんの新訳のものです。
オリジナルの挿絵もあり、大変良かったです。
もともと新潮社文庫の村岡花子訳で以前読んでいたのですが、柴田さんの訳は
本来の英語に近い形で訳されています。

小説は書かれている内容もさることながら、
どういう文体で書かれているかがとても大事だと思います。
また、読書も季節に即した内容の本を読むと余計臨場感が増して面白く読めます。

さて、今年の秋はフェルメールも来るし、何を読もうかな?」