待つ身の辛さ

今日(12月6日)は朝からとても寒く、駅のプラットホームで遅れた電車を待っていると、
冷たい風が吹いてきて、早く電車が来ないかなとイライラしました。

一昨日の4日は暑いくらいだったのに・・・。
こうも気温が変わると、毎日出かける時に天気予報を必ずチェックする必要があります。

もっとも12月ですから寒いほうが普通なんですが・・・。

さて、最近私事で、医科のクリニックを受診することがあり、
人の振り見て我が振り直せではないですが、思ったことがありましたので、書くことにします。

先ず最初に、受付で『今からだと2時間半くらい待つようになりますがいいですか?』と
聞かれました。午前11時ごろだったのですが、さすがに2時間半は長いので、
出直すことにしました。歯科と違って医科ではほとんど予約制ではないので仕方ありません。

12月に入って今どこの病院も混んでいます。
日本の国民皆保険制度ではフリーアクセスが原則なので、好きな時に好きな病院で診て貰える利点が、
実は混む原因です。患者さんもそれが分かっていると思うのですが、なかなか頭で分かっているのと、
実際の気持ちにはずれがあります。

以前帝京大学の溝の口病院の外来で待っていたら、男性患者さんが待ち時間が長いと
受付の人に食って掛かっているのを見たことがあります。
また私自身、10年くらい前に信濃町の慶応大学附属病院の外来で4時間待った経験があります。
その時看護師さんが、待合室に出てきて『先生が、一人一人丁寧に診ていますので
もう少しお待ち下さい』と声をかけて回っていました。
その時私も同じ医療関係者なので、先生も大変だなと思ったことを覚えています。

ところで、今日また同じクリニックに行ってきました。
今日は寒かったせいか患者さんも少なく10分くらい待っただけでした。

しかし本当はもう少し待っても良かったんです。
その時読んでいた小説をもう少し読みたかったので・・・。
ということで、医科にかかる時には読みかけの本を持って行くに限ります。

そうすると、その時間が無駄にならず、素敵な読書タイムになります。
コーヒーでも飲めるようになっていると良いんですがね。