私の好きな英文法

長かった梅雨が明けたと思ったら、いきなり暑い夏がやって来ました。
コロナ禍の中、蝉も鳴き始め、UberEatsの人も相変わらず街を走り回っています。

医院の方も、6月にそれまで待っていた患者さんが折角来院し始めたというのに、
感染者数がまた急激に上昇したために、また来たくても我慢してしまうという状況になって来ました。
感染の第2波、3波、4波と続きそうですね。

今年の夏は帰省も旅行も取りやめました。
その分色々な本を読もうと思っています。
今読んでいるのはカミュの『ペスト』とカズオ・イシグロの『浮世の画家』です。
両方とも翻訳ですが、『ペスト』の方は翻訳が少々古くて、だれか新しく翻訳しないのかなと
思いながら読んでいます。

新しい翻訳と言えばヘミングウェイの『老人と海』も新しく高見 浩さんの訳が出ました。
ヘミングウェイといえば去年の12月に『ヘミングウェイで学ぶ英文法』の1と2が出ました。
こちらはお薦めです。

私は若い時英文法が好きでした。英会話に興味がある人は多いのですが、
理屈っぽい私は英会話よりも英文法の方が今でも面白く感じます。
新潟にいる時もアルバイトで進学塾の英語講師をしていました。

それでも上には上がいるもので、歯学部の友人で趣味で英書のペイパーバックを読む人間が
いて、英検の1級試験に合格したりして、おおいに挑発させられました。
私も勢い込んで負けじとペイパーバックを買って読み始めたのはいいのですが、
途中でギブアップした苦い経験があります。

しかしその彼も去年亡くなってしまいました。
時が立つのは早いものです。

というような訳で、今年の夏休みはいつもより長く、1週間取ることにしました。

どうか皆様も暑さに負けず有意義な夏をお過ごしください。