心の中のアルバム

3月もそろそろ終わりに近づき、気候も春めいた陽気になってきました。
東京では桜も開花宣言され、これからはお花見シーズンですね。

先日私も休日の折、近くの公園に行きましたら、桜はまだ咲いていませんでしたが、代わりにユキヤナギの白い花がいっぱいに咲いてきれいでした。

さて先日従業員と話していたら新聞の話が出て「今時そんなもの読む人がいるんですか?」と言うので、逆に少し驚きました。
私は毎日隅から隅まで新聞を読んでいます。

なるほど今はネットの世の中なので、新聞代を払ってまで新聞を読む必要はありません。
お金がもったいないと思うのも無理はありません。
私のように活字中毒の人間からすると、新聞でも本でも紙に書いてある活字が読みたいのです。

というわけで毎日のように本屋を覗いては新しい本のチェックをしています。
最近買って読んでいるのは、「死ぬまでに行きたい海」という本です。

2,3日前に本屋でぱらぱらと見ていて読みたくなって買いました。
著者は岸本佐知子という人で翻訳家だそうです。
文章のリズムが良いのと扱っているテーマが良いのです。
この人の翻訳は面白いだろうなと思わされます。

そういえば若いころ東京に行った受験の帰りに電車の中で伊丹十三の「ヨーロッパ退屈日記」を読んでいたことを思い出します。
なるべく受験から遠いところに行きたかったんだと思います。
本の良いところは読んでいたその時の情景まで一緒に記憶に残ることです。
そういえばあの本を読んでいた時はこういう時だったと大体思い出すことができます。
心の中のアルバムのようですね。

そういうわけで私は多分死ぬまで本を読むんだと思います。