年頭所感

皆様明けましておめでとうございます。
今年もさかき歯科クリニックをよろしくお願いします。

昨年の年末はコロナの行動制限もなく、私は実家に帰省し、お墓参りや大晦日の紅白歌合戦を見たり、年明けの箱根駅伝を見たりして過ごしました。

紅白歌合戦ではユーミンが「卒業写真」を歌ったのですが、肝心の間奏の鈴木 茂のワウペダルのギターをはしょられてしまったのは残念でした。
あそこが一つの聴きどころなんですけどね・・・。
時間がおしている紅白じゃあ仕方ないんでしょう。

ところで大晦日にはNHKのBSで立花 隆の特集番組をやっていて、これも見ました。
立花 隆は以前好きでよく本を買っていました。
しかしあることが原因で疎遠になっていたのですが、やはり番組は年末の番組のなかでは一番見ごたえがありました。
中でも一昨年彼が死ぬ前に家族に残した遺言が忘れられません。
それは「戒名、墓は要らない、遺骨はゴミにして捨ててくれ。」という言葉です。
ゴミというのが強烈で、そんなことできるのかと思っていたら、彼の取材した文章の中に、骨上げしない遺骨はどうなるのかを書いたものがありました。
彼の言うように、最終的にはゴミとして処分されるようです。
それを知っていたからゴミという言葉を使ったんだと思いました。
それにしても凄い言葉です。
結局妥協案として今彼は古木の下に眠っています。
樹木葬ですね。

考えてみれば白洲次郎も同じことを言っていましたし、作家の安部公房も「死ねば炭酸カルシウムになるだけだ」と言っていました。

そういえば1980年代の藤原新也のメメントモリの中に「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」の衝撃的な言葉もありました。

死については誰しもそれぞれの思いがあると思います。
私はというと、死に際してはやりたいことをやり切ったという思いを持ちたいなと思っています。

その後のことにはあまりこだわりはありません。

残された人がやりやすいようにやればいいんじゃないでしょうか。