新しい保険のルール

3月になりました。

今月のブログでは4月から変わる新しい保険のルールについて
一部分かっていることをお知らせします。

近頃マスコミで報道されている歯科医院内の治療する際に使用する
切削器具の使いまわしの件で、厚労省は4月からすべての歯科医院に
それらの器具の滅菌をちゃんとやっているかどうか届け出を出させ、
やっている歯科医院とそうでない医院とで、診療報酬に差をつけるようです。

以前より厚労省がこのことに関して通達を出していたにもかかわらず、
報道ではまだ約半分の歯科医院がしていないことが分かり、業を煮やして
こういうことにしたらしいです。

私の医院では専用の小型の滅菌機で従来から切削器具を使用後一人一人
滅菌をしています。

チェアーサイド近くの流しの横に置いているので、来院された方は
あれはなんだろうと思われていたかもしれませんが、あれがその滅菌機です。
この作業はアシスタントの仕事なのですが、患者さんが立て混んでくると
うまく要領よく計算しながらやらないと、切削器具が足りないという
ことになる可能性があります。

そのために切削器具を多めに用意しておく必要があります。
要するに専用の滅菌機を買ったり、切削器具を余分に買い揃えたりで、
お金がかかるので、約半分の医院で行われていなかったのでしょう。

でも患者さんからしてみれば安心して治療を受けたいですよね。
私はこれは必要な出費だと考えています。

またこの他にも色んな新しい情報を随時発信する予定です。