私のオススメ本

2月に入り寒い日が続き、2月5日の夜には雪も降り出し、翌日の6日の朝は診療室の前で何年かぶりに雪かきをしました。
おかげで以前買っておいたスコップが役に立ちました。

ところがここ2、3日は日中暖かく、昨日は春一番も吹いて、春の気配が感じられるようになりました。しかしまた寒くなるようなのでダウンコートは手放せません。

さて先日小澤征爾が亡くなりました。
クラッシックはさほど詳しくないのですが、残念です。

若い頃彼の『ボクの音楽武者修行』を読んで印象に強く残っています。
その本はまだ実家に置いてあると思います。
細かいところは忘れましたがスクーターでヨーロッパを回る若者の冒険談のような爽快さに溢れていました。
植村直己の『青春を山に賭けて』などと同じく若者ならでの挑戦する気持ちに溢れていました。
両者に共通するのは熱量の大きさです。
それが最後は言葉の壁を越えてほかの国の人を動かしていくんだろうと思います。
そこが読んでいて面白いところでもあります。
この2冊は若い人にオススメの本です。

ところで少し性格が異なりますが作曲家の山田耕筰の『自伝若き日の狂詩曲』も面白い本です。
この他にも『チャイコフスキーコンクール』とか『ショパンコンクール』とか他にも青柳いずみこの本とかクラッシック関係には面白い本が多い気がします。
表面上かたいイメージと全く逆のコントラストが面白いんだと思います。

さて、小澤征爾のCDを買って聴きたくなってきました。