秋の夜長の夫婦の会話

やっと本格的に秋になりました。
MLBが面白い展開になりつつあります。
大谷のドジャースとジャッジのヤンキースがワールドシリーズで戦うところを見たいですね。
果たして今後の戦いはどうなるのでしょうか。

日本では衆議院総選挙の真っ最中です。
いつも思うのは日本の選挙の内容の薄さです。
写真と選挙カーからの名前の連呼です。
いわゆるイメージ選挙ですね。
立候補者のなぜ立候補したのかとか、ある政策を言う時になぜそうするのかという突っ込んだ演説が少ないと感じます。
教条的な演説の仕方が多くて、その人自身の声で喋ってない感じがします。
そう言うものがあればもっと心に刺さると思うんですけどね。

さて最近のある夜、テレビも見るものがないので、消して好きな音楽を聴きながら夫婦で会話をすることがありました。

妻「幸せってなんなんだろうね?」
私「さあね」
妻「何が幸せなんだろう?幸せのかたちってあるのかな?」
私『うーん、みなそれぞれ違うからね。幸せのかたちって」
妻「じゃーあなたは何が幸せなの?」
私「今日ね、秋晴れで久しぶりにわんちゃんと長い散歩に行ったじゃない、
  その途中石段を降りる時わんちゃんを抱いたんだけど、その時の毛の感触とか
  においとか温かさとかを感じてとても幸せだった。
  つまりそういうことなんじゃないのかな」
妻「抽象的なことじゃない・・・・感じ?」
私「ものすごくカッコつけた言い方だけど、やはり愛なんじゃないかなと」
妻「で私のことはどうなの?」
私「それは、愛しているよ」汗
妻 笑う
  
その時私の中でこれは何か以前あったなと言う感じがして、考えて見ると夏目漱石の「それから」とか「門」の中の夫婦の会話みたいだと思いました。
「それから」も「門」も大好きな小説なんです。

それにしてもMLBのポストシーズンはやはりワクワクしますね。