統計の話その他

2月になりました。今日は節分です。
子どもの頃は必ず豆まきをしました。
しかし私も今ごろはもうしなくなりました。

恵方巻きも関西の方の人間ではないので、食べません。

少し前にテレビでなまはげ?のことをやっていて、
秋田でもやる人がいないので、60歳過ぎのお年寄りとか
外国人とかでやっているそうです。
人口減少で地方にも人が次第にいなくなっているのですね。
日本の昔からある懐かしい風習もこうしてなくなっていくのでしょうか?
ちょっと寂しいですね。

さて世間では今厚労省の杜撰な統計処理の問題で騒がしいですが、
当医院にも今政府からある統計調査の依頼が来ています。
これはすべての診療所に来ているのでしょうが、記入して出す方は結構煩雑です。

診療の合間にやるわけにもいかず、専門のスタッフがいるわけでもない
小さい医院にとっては、結局休みを返上してやるしかありません。
しかも提出しなければ罰則があります。
ただ、統計の重要性を考えれば、正確に記入して出すのは、大事なことだとも思います。

統計といえば歯学部の4年生のころに授業で少しやった記憶があります。
論文を読んだり書いたりする時に必要ということだったのでしょう。
正直、なんだかよく分かりませんでした。

新聞によると国の統計は外国では、理系の専門家が
高給を貰ってやっているようなので、日本もそうしたほうが良いのではないかと思います。

ところで年末年始は、カズオ・イシグロの『日の名残り』を読んで過ごしました。
訳者の土屋政雄氏の訳がとてもよかったと思いました。
逆にこの人の訳している小説を読みたくなったくらいです。

洋書は訳者がとても大事です。
この話をするときりがありません。
またいつか院長ブログに書こうと思います。