9月になり急に雨模様の涼しい日が続いています。 パラリンピックも今日で終わりました。 朝テレビでマラソンを見ていました。 視覚障碍者女子の部で道下選手が金メダルを獲得しました。 以前道下選手の伴走を少し経験された天皇陛下もお喜びになっておられると思います。 昨夜は初めて車椅子テニスの男子決勝戦を少し見ました。 国枝選手が勝って金メダルを獲得し、感動しました。 それにつけてもオリンピックもパラリンピックも観客をすこしでも入れることが 出来れば よかったなあと思います。 選手と観客の双方に目にみえない力を与えてくれたはずです。 テレビを見ることでもある程度感動は伝わりますが、やはり観客の声援が欲しかったです。 さて全く話は変わりますが、最近私は和音の不思議さを考えさせられるようになりました。 きっかけはm7(♭5)というコード(和音)です。 このコードは至る所に使われています。 例えばヘンリーマンシーニ作曲の「ムーンリバー」、「酒とバラの日々」、「ひまわり」 などに 使われ、特に「ひまわり」では多用されています。 どういう響きかというと、「ムーンリバー」のsome dayの箇所です。 なんとなく気持ちが切なくなるコードです。 Jポップでもいっぱい使われていて「世界中の誰よりきっと」なんかは m7(♭5)のオンパレードです。 しかしどうしてこのコードが切ない気持ちを生むのかは分かりません。 人間はそうなっているとしか言いようがありません。 音の重なりが人の感情を左右するというのも、考えたら不思議なものだと思います。
切ない気持ちのm7(♭5)