早いもので12月も残すところあと1週間余りになりました。
寒さも本格的になり、インフルエンザやマイコプラズマ、コロナもまた流行し始めました。
それやこれやで体調を崩しやすい時期ですから、マスク、手洗いをしっかり励行して気をつけたいものです。
さて最近戦後の重要な詩人の谷川俊太郎さんが亡くなりました。
92歳でした。
長命ですね。
若い頃文庫本の詩集を読んで、いいなと思いました。
特に有名な「20億光年の孤独」は深刻ではなく、少年ぽく明るくていいなと思いました。
他に「コカコーラレッスン」も好きでしたが、「空の青さを見つめていると」も好きでしたね。
この人は何歳になってもその詩が少年ぽい透明感を失わなかった人です。
それで1週間くらい前にアマゾンで5年前の「今日は誰にも愛されたかった」を
買いました。
これは歌人の岡野大嗣、木下龍也との3人で詩と短歌の「連詩」の試みをした本です。
これが結構面白くてあっという間に読んでしまいました。
以前にもこの院長ブログで岡野大嗣の短歌を紹介したことがありますが、この2人の歌人も好きだったので、この企画は素晴らしいなと思いました。
やはり日本語というコトバは良いもんですね。
話は飛ぶんですが最近私も年をとったでんしょうか、つくづく思うのは日本の文化の本流は和歌、短歌だなということです。
中でも勅撰和歌集が真ん中を貫いているなと思います。
高校時代に古典で習った時にはそんなこと露ほども思いませんでしたが・・・・。
ところで8月には詩人の新川和江さんも95歳でお亡くなりになりました。
この方も長命ですね。
私は時々犬と散歩して新川さんの家の前を通りました。
しかしある時から表の表札が外してあったので、お家にはいらっしゃらないのかなと思いました。
さて今年の院長ブログはこれでお仕舞いです。
院長ブログ読んでいただいてありがとうございます。
来年もよろしくお願いします。
皆様良いお年を!!