オリンピックと那須与一

オリンピック真っ最中です。

それにしても暑いですね!!
こんな時期にオリンピックなんて、テニスの選手が怒るわけです。

それにもかかわらず選手の皆さん頑張っていますね。
日ごろテレビを見ない私もテレビに釘付けです。
テレビはやはりライブに限ります。

コロナ禍の中、オリンピック中止ということも言われていましたが、
各国の選手達の活躍を見ると、やはりやった方が良かったんじゃないでしょうか。

それにつけてもオリンピックを見ていると、私は平家物語の那須与一を思い出します。
屋島の戦いの時、平家方が掲げた扇の的を射抜いた話ですね。
実際はものの数秒の出来事だったと思いますが、八百年以上たった今でも人の知るところと
なっています。
多分それだけの名手になるには、天分もあったでしょうが、並々ならぬ鍛錬があったはずです。
そして那須与一はここ一番という時に歴史の波の中からすくっと浮上してきて、
鮮やかな残像を残し、また波の中に消えていったわけです。

オリンピックでの選手の活躍も同じように、見ている方の記憶の中にいつまでも興奮と感動を
残してくれるのではないでしょうか。

そういう意味でオリンピックに参加しているすべての選手に、
頑張れと応援したいと思います。