BGM

6月に入りました。
また鬱陶しい梅雨の季節になってきましたね。
体調も壊しやすいので気をつけましょう。

診療室のイージーリスニングのBGMも雨にちなんだ曲が流れるようになって来ました。
カーペンターズの「雨の日と月曜日は」とかですね。
良い曲ですね。思わず口ずさみそうになります。

そういえばこの曲を作ったロジャー・ニコルズがこの前亡くなりましたね。
私は彼の作った「love so fine」という曲がとても好きで、折に触れて聴いています。
キラキラした街の明るい感じが気分まで明るくしてくれます。
渋谷系の元祖と言われる所以です。

ところでBGMで思い出しました。
15年くらい前にある入れ歯の大家と言われる先生の講習会に行った時の事ですが、その講習会の中で見せられたビデオの中で流れているBGMがすべてエルビス・プレスリーの唄でした。
そのなかで先生が入れ歯の調整を一生懸命チェーアーサイドでやっています。

その先生の好みなんでしょうが、患者さんにとってはどうなんだろうと気になりました。
もっとも私が今通っている美容院のBGMはほとんどいつも昔のロックがかかっていますが・・・。

私の考えでは音楽の好みは皆それぞれですから、当たり障りのないイージーリスニングで丁度良いんじゃないかと思っています。

さて私は5月の連休に用があって故郷に帰ったのですが、その時駅でピアノ曲のBGMが流れていたので、何気なく音のする方を見たら、
BGMではなく駅ピアノでした。
高校生らしき男の子がベートーベンの「悲愴」の第2楽章を弾いていました。
私は思わずしばらく立ち止まって聴いてしまいました。

この曲には昔思い出があって、今から40年くらい前、ビリー・ジョエルの「This Night」を聴いた時に、サビのメロディーがまさしくベートーベンの「悲愴」の第2楽章だったのです。
恥ずかしながら私はその時までベートーベンのこの曲を知りませんでした。

それにつけてもつくづく良いメロディーだなと思います。
思わず一緒に歌いたくなりますね。